手帳にライフログをとるようになってから数年。
それまでは手帳を購入しても使い方がわからず、9.5割空白のまま一年を終えていました。
この記事では、手帳の種類やレイアウト、それぞれの使い方などをまとめて紹介します。
・手帳の主な種類、レイアウト
・それぞれのレイアウトに合う人
・手帳を使う上での心持ち
手帳初心者のときに自分が欲しかった情報をまとめました!
手帳の種類
綴じ手帳とシステム手帳の二種類があります。
綴じ手帳
本型の手帳です。
「1年で1冊/半年で1冊/月ごとに1冊」など様々なパターンがあります。
システム手帳
バインダー型の手帳です。
ルーズリーフを追加するイメージで、ページの追加等が容易です。
とりあえず手帳を使ってみたい方には綴じ手帳をお勧めします。
形から入った方がやる気が出る!という方はシステム手帳が楽しいです!
私は綴じ手帳→システム手帳→綴じ手帳を渡り歩きました。
手帳のレイアウト
下記を紹介します。
主な手帳レイアウト
それぞれのレイアウトがおすすめな人
具体的な使い方
月間(マンスリー)のみ
壁掛けカレンダーや卓上カレンダーと同等のレイアウトであることが多いです。
日記もスケジュール管理もできる万能型ですが、記録スペースは少ないです。
月間(マンスリー)のみがおすすめな人
月間の予定などをひとめで確認したい人
書く内容が少なめの人
軽い手帳を使いたい人
手帳の空白が苦手な人
使い方(具体例)
予定や約束を書く
予定がなくだらだらすると決めた日には、休息日と明記することをお勧めします。
’だらだらする予定’を実行できた=ノルマ達成と考えると、せっかくの休みに何もできなかった…と思うことがなくなります。
楽しかったこと、良かったこと、気になることを書く
マンスリーは書くスペースが限られるため、一言良かったことを書けばスペースが埋まります。
「ちょっとした良かったこと」はすぐに記憶から抜け落ちるため、記録しておくと後から見返したとき楽しいですよ。
記録したいことを書く
体重、歩数、睡眠時間、ノーマネーデーや家計簿代わりに使った金額を書くなど、数値の記録は継続しやすいです。
健康診断で運動不足を指摘された際は、一日の目標歩数を設定して手帳に書いていました。
月間(マンスリー)+週間(ウィークリー)
月間ページだけでは書くスペースが足りない場合は、ウィークリー有の手帳がおすすめです。
ウィークリーのレイアウトは多岐に渡るため、代表的な下記を紹介します。
共通の使い方(具体例)
記録したいことを書く
マンスリーでは、スペースの問題で記録できる数に限りがあります。
ウィークリーの場合、十分なスペースがあるため複数の記録が可能です。
記録した内容に対するコメントや感想を書くスペースも十分にあります。
食が偏りやすい人は、食事内容を記録することもおすすめです
ウィークリーレフト(週間レフト)
左ページが横に7分割されており、右ページはフリーページです。
時間軸に縛られない記入が可能です。
ウィークリーレフト(週間レフト)がおすすめな人
マンスリーのみでは記入欄が足りない人
一週間の予定や記録をひとめで確認したい人
使い方(具体例)
週単位で記録したいことを書く
フリーページがあるため、ドラマやアニメなど毎週放送される番組の感想などを記載できます。
読んだ本や映画の記録もおすすめです。
一週間分の日記を書く
週間レフトは右ページに余裕があるため、一週間分の振り返り日記を書くことも可能です。
振り返りながら、翌週やりたいことが見えてくることもあるので、時間があればぜひ書いてみてください。
調べもののメモを書く
調べてみたい単語や欲しいもののリサーチ結果などを記載すると、当時の興味の矛先なとを思い返せます。
私はSNSで見かけた気になる商品のチェック結果などを記載し、購入する/購入しないと判断した理由などを書いています。
購入しないとした場合、その理由を書いておかないと見返したときに購入欲が出ます…
バーチカル(週間バーチカル)
週間レフトは横割りでしたが、バーチカルは縦割りです(見開き1ページに7日分)。
加えて時間軸があります。
時間軸は手帳によって異なり、24時間の場合もあれば6時~24時等の場合もあります。
バーチカル(週間バーチカル)がおすすめな人
「いつ、何をしたか」を記録したい人
手帳の空白が気になる人
レイアウト上、時間軸などが記載されていて、フリー欄も比較的少ないため、記載量が少なくても「手帳を書いた」と思えるページになります。
使い方(具体例)
仕事や勉強時間を記録する
仕事や勉強の時間を囲うと、視覚的に使用時間がわかりやすいです。
特に勉強時間を記録しておくと、今週は先週より勉強時間を確保できた際などに達成感があり、モチベーションが上がります。
一週間の間にやりたいことと、その結果を書く
週間バーチカルは「見開き1ページに7日分を縦割り」している関係上、縦1列分空きがあります。
そこにチェックボックスがあり、週間目標を記載できます。
一週間の間にやりたいことを書き、週末にチェックボックスを塗りつぶして「今週も頑張ったな」と1週間を終えることができます。
ブロック(週間ブロック)
1ページを十字で分割した形で、見開きで1週間分のスケジュール管理等が可能です。
それぞれの枠の中は、罫線や時間軸があったり空白だったり様々です。
「子供のころに書いた夏休みの絵日記」の小さいバージョンというイメージです。
ブロック(週間ブロック)がおすすめな人
TODOが多い人
写真付きの食事管理や絵日記を書きたい人
使い方(具体例)
写真付きの食事管理や絵日記を書く
週間ブロックは「絵日記を小さくした」形のレイアウトの場合が多いです。
そのレイアウトから使い方を考えると、やはり写真やイラストをメインにコメントをつけるような形が合います。
YouTubeで動画を見る方、U-NEXT等の動画配信サービスを頻繁に視聴する方は、サムネイルを印刷して感想を書くのもおすすめです(個人使用の範囲であれば、印刷等は可能)。
1日1ページ
その名の通り、1日1ページの記載スペースがある手帳です。
時間軸が記載されている場合が多いです。
1日1ページがおすすめな人
書くことがたくさんある人
いろいろなものを手帳に貼りたい人
図やスケッチを描きたい人
使い方(具体例)
レシートや購入品のタグ、チケットなどを貼る
スペースが多いため、紙モノを貼ることが可能です。
私は、ショッピング先で食事をした際に食事処のチラシがあれば持ち帰り、思い出として手帳に貼っています。
メモ帳替わりに使う
後から調べてみようと思ったことや気になったことを記載し、後から結果を記載する場合も十分なスペースがあります。
SNS等で情報に触れていると、知らない言葉に出会うことが多いため、それを調べることもまた楽しいです。
日記を書く
1日1ページ分あるため、日記を書くには十分なスペースがあります。
小さいサイズの1日1ページ手帳もあるため、日記代わりに使い場合はこちらもおすすめです。
手帳を使う上での心持ち
手帳を購入してもほぼ空白のまま一年を終えていた私が、手帳をたのしく使えるようになった理由を公開します。
空白も記録の一つ
日々を過ごす中で、どうしても手帳に時間を割けない時期があると思います。
子育てや仕事が忙しすぎる
体調不良
特に理由はないが書く気力がない
そんな時は潔く何も書きません。
手帳を見返して「この時期は忙しかったんだな」と思えればそれで充分だと考えられるようになりました。
仕事が忙しくてへとへとのときは、ウィークリーページにデカデカと「多忙」と書いて終わらせたりもしました。圧が強くて見返す度に笑っています。
ポジティブな内容を手帳に書く
手帳のフリー欄に素直な気持ちを書きすぎて、嫌な気持ちになったことまで記載していました。
私は手帳を見返すことが多いので、ネガティブな感情を記載しすぎているとそれも思い出して鬱々としてしまいます。
今は、手帳とは別に使っている「なんでもノート」に感情を吐き出し、それでも手帳に一言書いておきたい場合のみ手帳に記載するようにしました。
ネガティブな感情も、ポジティブな表現に変換できるのであれば変換して書いています。
ゲームやりすぎて一日つぶれた…
↓
一日ゲームに集中できた!楽しかった~!来週の優先度は家事>ゲームにする!
私が手帳を使う理由
私は、やることを決め、それが達成できたら自分をほめてモチベーションを上げるために手帳を使っています。
基本的に後回し癖があるため、週末に「今週やりたいことあったのに…」と思いながら翌週が始まることが多くありました。
年末付近になると「今年何をやったか」がすぐに思い出せず、一年があっという間に過ぎていくことに歯止めをかけたくて手帳を使い始めました。
近年達成した内容は下記の通りです。
漫画、雑誌以外の本を年6冊以上読む
捨て活して収納ケースを1つ捨てる
ブログを始める
手帳を使わなくてもモチベーションを上げて日々を過ごすことは可能かもしれません。
私には、手帳が合っていました。
もし同じようなことで悩みを抱えている方がいましたら、お試し感覚で手帳を使ってみてください。もしかしたら今よりも毎日が充実するかもしれません。
2025年に私が使う手帳はジブン手帳の「マンスリー+週間バーチカル」です!
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