月に1度ほど、本屋の「お金に関わる本」コーナーを物色しています。
2024/2の物色時に気になった本、安田修さんの「お金が増えるノート術」を読みました。
資産形成をこれから始めようとしている方にも、自分の資産形成について見直したい方にもおすすめの本だったので紹介します。
安田修「お金が増えるノート術」
本の紹介
資産を貯め、稼ぎ、殖やしていくために取り組むべきことや課題を、自分がいるステージ(資産額)ごとに紹介している本です。
ステージ(資産額)は「マイナス/0~100万円/100万円~500万円/500万円~」となっています。
「考え方、心持ち」に関する記載が多い印象で、特に資産形成初心者におすすめです。
この本が特におすすめな人
・自分の収入も資産額も即答できないが、資産形成を始めてみたい人
・資産形成に興味はあるが、何から始めればよいかわからない人
・貯金等を始めたが、今自分が他に何をすべきかわからない人
・自分の資産形成について見直したい人

私は500万円~のステージですが、ステージをすっ飛ばして貯金が増えていったタイプなので、全ステージに心に留まる記載がありました。
感想(レビュー)
私が「資産形成」という言葉を知らない頃、SNSで資産形成に関する投稿を見たとき、自分には遠い世界のことのように思えていました。
その頃は自分の資産額も知らず、「まぁ普通に生活できてるから大丈夫か」と思いながらも、お金に関する漠然とした不安が付きまとっていました。
この本は、資産額ごとにやるべきことや考えるべきことが書かれており、資産形成初心者の道しるべになるような本です。
個人的には、資産マイナスの章に記載されている下記が刺さりました。
金融の世界では、国債は「無リスク資産」です。
お金が増えるノート術/安田修
10年国債より高い利回りがある投資には、何らかのリスクがあります。
お金が増えるノート術/安田修
この記載を目にしてから、国債について調べています。
FP2級を持っているので国債については知っていますし諸々計算もできますが、「無リスク資産」という記載を見ると購入難易度がかなり下がりますね…興味出てます。
現状日本から離れる予定はないですし、日本が倒産したら仕方ない=国債は「無リスク資産」という方程式は納得できました。

30代の働き盛り、特に(サイド)FIREも目指していないのであればリスク資産を株式で埋めても大丈夫だと思っていますが、国債を無リスク資産に分類するのであれば国債購入検討の余地アリ。
私の資産形成に関する参考記事は下記です。

個人向け国債、買い付けました!
本のタイトルに「ノート術」と記載されていますが、特段ノートにこだわる必要はないかと思います。
スマホやPCのメモ帳に打ち込むよりも、手書きすることで身に付くことが多いとは思いますが、好きな方法で実施してみるのがよさそうです。
字を書くことは、意外とストレス発散になるのでお時間ある人は手書きおすすめです!
資産形成初心者に向けて

重要なのは、10年後にどうなっていたいか、どうありたいかです。
お金が増えるノート術/安田修
2024年新NISA開始に伴い、いきなり投資を始めた人も多いのではないかと思います。
一度この本を読み、自分の資産形成の「目標」や、やるべきことを飛ばしていないか振り返ってみることをおすすめします。
私は、今の資産に至るまでにやっていないことが多すぎたので、この本を読んでから少しずつ実践しています。

本の中に夢100ノート(いわゆる「やりたいことリスト」)を作ろう!のコーナーがあるのですが、やりたいことリストを作るのは苦手です…少しずつ進めています。
終わりに
実はこの本、タイトルだけをみて購入を決めました。
資産形成にも興味はあるし、日常的にノートで思考を整理することが多いからです。
私は普段愛用しているノートを使いながら、本に記載されたワークを進めています。
みなさんも興味がありましたら、ぜひ一緒にやってみましょう!
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